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執筆者の写真CITRON

お茶と本と


秋のお菓子のラインナップは、定番タルトシトロンと、旬の果物を使ったタルト(洋梨・紅玉・シャインマスカットなど)や、ティラミス、キッシュ・ケイクサレ。焼き立てをご用意して、アーモンドやくるみをたっぷり使った焼菓子たちとお待ちしております。



大親友や家族、知人からの嬉しいいただきもの。出雲大社や京都・台湾・韓国・産地や国籍様々のお茶♪

まだ夏の名残で気温が高い中、窓を開けて秋の風を感じながら熱いお茶をいただけるのは贅沢。ありがたく頂戴します。


理想は、お茶を飲みながらゆっくり読書ですが、家事や移動中に聴く読書が大半。収録されているものに限りはあるけれど、小澤征爾さん、反田恭平さん、ヤマザキマリさん、新庄監督、野村監督、吉井監督、栗山監督、中村俊輔選手、青学駅伝の原監督などワクワクさせてくれる人たちの生き方、世界観に気軽に飛び込めるのはオーディオブックならではだと思います。他にもレバレッジ英語勉強法、フランス人は10着しか服を持たない、という本なども耳で聴いていました。

そんな中自宅本棚に、昔子どもが買った文庫本「宮本武蔵」を見つけ久しぶりに紙で読書。吉川英治さん版も読みたくなり、オーディオブックで見つけて読破したのですが、小説ではなく本当の武蔵像を知りたくて五輪書を購入。そこから新渡戸稲造の武士道、シンプルで洗練された生活をするドミニクさんの本と、立て続けに紙の本を読みました。

保管スペースがないので(本棚の小部屋は週1~2冊ペースで増え続ける主人の蔵書で既に満杯)Kindleやオーディオブックにしていたのですが、すぐに読み返せる紙媒体の良さをあらためて実感。


茶道に関しても動画で済ませようとしていましたが、やはり本であることが大事かもしれません。

1年前に再開してから、20年前のお稽古ノートやネット情報でなんとかごまかしていたのですが、やはり型を身につけるには教本が必須だと感じます。お許状も行之行台子(中級くらい)まで取得はしていましたが、まずは小習いの本を購入して、確認しながら正しく積み上げていかないと。月に一回のお稽古を最大限に、楽しい時間にするためにも自主練は必須!準備が大事と思うようになったのが、20年前と変わったところ。”道”とつくからには心も大事。手つきや足の運びも含めてできないことだらけで毎月凹みますが、季節に触れられたり、日本文化を考えたり、充実した潤いのある時間を過ごさせていただいています。先週のお稽古は中置きのお手前で、淡々斎好みの竹の虫籠花入に、私の大好きな秋明菊と、すすきや秋のお花が飾られていました。秋明菊は9月中旬からずっとシトロンにも飾っています。


文化系だけでなく、野球観戦や旅行もしたいし、やりたいことはたくさん。時間をうまく使って、たくさん寝て、

食べ物だけでなく本や音楽、文化芸術からもたくさんの栄養をもらって、シトロンのお菓子にパワーを込めたいと思います。

作り手が楽しく健康であり、食べてくださる方のお腹に入って力になるお菓子を作り続けてまいります!


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